『GoToトラベル』について政府は札幌、大阪に加え東京都、愛知（名古屋市）を目的地とする利用を12月27日まで延長し一時停止することを発表しました。
※到着地としては一時停止、出発地としては自粛要請
また12月28日〜翌年1月11日まで対象範囲を全国に広げ利用を一時停止する方針を固めました。
※全国となるため出発・到着全てが対象
GoToトラベル 全国一斉停止へ 年末年始「12月28日から1月11日の期間」
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つまりどういうことか？
12/27までと12/28からで対象範囲が変わってきます。
それぞれの出発日を基準に条件確認が必要となります。
※12/28日以前に出発され12/28以降も旅行が継続される場合には対象目的地が全国となりGoTo対象外となりますので注意が必要です。
【１】12/14~12/27出発までのGoToトラベル対象旅行について
| 対象期間 | 12/14~12/27出発 |
| 対象目的地 | 札幌市、大阪市、名古屋市 |
| 新規予約 | 受付停止 |
| 既存予約 | 適用停止 |
| キャンセルの扱い | 12/14 20時~12/27 24時までの間、無料でキャンセル可能 |
| その他 | ①無料キャンセルは12/14 24時時点で予約されていた旅行に限る ②GoTo対象外としての旅行は可 ③上記３都市に居住する方の旅行は自粛を要請 |
| 対象期間 | 12/18~12/27出発 |
| 対象目的地 | 東京 |
| 新規予約 | 受付停止 |
| 既存予約 | 適用停止 |
| キャンセルの扱い | 12/14 20時~12/27 24時までの間、無料でキャンセル可能 |
| その他 | ①無料キャンセルは12/14 24時時点で予約されていた旅行に限る ②GoTo対象外としての旅行は可 ③上記３都市に居住する方の旅行は自粛を要請 |
【２】12/28~1/11出発までのGoToトラベル対象旅行について
| 対象期間 | 12/28~1/11出発 |
| 対象目的地 | 全国 |
| 新規予約 | 受付停止 |
| 既存予約 | 適用停止 |
| キャンセルの扱い | 12/14 20時~12/27 24時までの間、無料でキャンセル可能 |
| その他 | ①無料キャンセルは12/14 24時時点で予約されていた旅行に限る ②12/28以前に出発し上記条件を含む旅行はGoTo適用停止 ③GoTo対象外としての旅行は可 ④全国発着の旅行自粛を要請 |
意識調査
「Yahoo!ニュース みんなの意見」が2020年12月11日（金）より意識調査を実施（21日まで実施予定）。
※12月14日午前9時の時点における結果は以下の通り
- 中止すべき：84.4％（213,813票）
- 継続するべき：13.2％（33,355票）
- どちらとも言えない・わからない：2.4％（6,049票）
「政府の対応に疑問」「この冬は避けるべき」「感染拡大の因果関係の検証が不十分」「感染防止対策を最優先に」「GoToよりも医療従事者支援」といった声が多く寄せられているのも事実。
旅行だけではなく日常生活において感染拡大防止という主目的を意識した行動・判断が求められる。
Go To トラベルと今後の旅行業界
政府は12月8日にGo Toトラベル事業の予算として予備費より約3,000億円を追加すると決定。
これは2021年1月末終了を2021年6月末まで延長した場合、1月18日に召集予定の通常国会で議論し今年度3次補正予算の成立を待っていては間に合わないと判断したため予備費で対応することを決めたとみられる。
報道されている通り6月までの延長は既定路線としGoTo支援金は夏の旅行シーズン（2021年はオリンピック開催）に向けて段階的に引き下げられ運用されることが業界では周知の事実とされており各社GoTo取込みの準備が進められている。
しかしながら年末そして次の春を乗り越えることのできない旅行会社、宿、観光サービス提供者が多数出てくることも想定しなくてはならない。
必ずしも大手は安心・安全とは言いづらいが高額となる旅行申し込みと支払いに関しては利用者側も注意を払い判断していくことが必要と言えるでしょう。
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